映画
大人気ウェブトゥーン原作『Your Letter』、日本公開決定!
公開日:2025年12月16日
更新日:2025年12月16日
大人気ウェブトゥーン原作『Your Letter』、日本公開決定!
韓国で社会現象を巻き起こした大人気ウェブトゥーン『縁の手紙』を原作とする劇場アニメ『Your Letter(英題)』が、2026年に日本で公開されることが発表されました。本作は、今年10月に韓国で公開されるやいなや、「人生最高のアニメ」「K-アニメの新たな可能性」といった絶賛の声が相次ぎ、数々の映画賞を受賞している話題作です。その注目度の高さは、すでに日本を含む世界166か国での配給が決定していることからも伺えます。
そして、この記念すべき日本での配給を担当するのは、『君の名は。』や『すずめの戸締まり』といった新海誠監督作品で世界を魅了してきたアニメーション制作会社、コミックス・ウェーブ・フィルムです。同社が海外の劇場アニメーションを配給するのは今回が初となり、この異例のタッグがどのような化学反応を生み出すのか、アニメファンの間で大きな注目を集めています。
公開決定に際し、本作のキム・ヨンファン監督からは「宮崎駿監督や新海誠監督などの日本アニメで育った私の作品が、日本の皆さんに届くことをうれしく思います」という、日本のアニメファンにとって胸が熱くなるメッセージも届いています。

© Lotte Entertainment
心温まる物語と瑞々しいアニメーションが織りなす感動
『Your Letter』は、転校先の学校で偶然謎の手紙を見つけた主人公が、手紙の中のヒントをもとに校内の様々な場所で手紙を探しながら、新しい友達に出会い成長していく心温まる物語です。原作となるウェブトゥーン『縁の手紙』(チョ・ヒョナ作)は、2018年に公開されるやいなや最高評価を獲得し、単行本もベストセラーとなった大人気作品です。
本作で監督を務めるのは、YouTubeのショートアニメシリーズ『A Day Before Us』で、公開から1年で累計再生数1億5千万回を突破した新進気鋭のクリエイター、キム・ヨンファン監督です。今作が初の長編アニメーション監督作品となりますが、その瑞々しいアニメーションと美しい背景美術、そして心温まる物語は、韓国での公開後、「Kアニメの新たな可能性を感じる」と絶賛され、観客動員数は22万人を記録しました。
謎の手紙が導く友情と成長の物語は、世代を超えて多くの人々の心に響くことでしょう。その繊細な描写と美しい映像表現は、まさに劇場で体験するにふさわしいクオリティです。
コミックス・ウェーブ・フィルムが初の海外作品配給!
これまで『君の名は。』や『すずめの戸締まり』など、数々の新海誠監督作品を世に送り出し、日本アニメーション界を牽引してきたコミックス・ウェーブ・フィルムが、今回初めて海外の劇場アニメーションの配給を担うことになりました。国内ではアニメーション映画の製作から海外セールスまで一貫して手掛けてきた同社ですが、今回の挑戦は、その活動の新たな一歩となるでしょう。
この歴史的な配給決定は、第1回「あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」のオープニング作品として『Your Letter』が上映された際、キム・ヨンファン監督自身によって発表されました。監督自らがこのニュースを伝えるという演出も、両者の信頼関係の深さを物語っています。
日本のアニメーションの最前線を走り続けてきたコミックス・ウェーブ・フィルムが、なぜこの『Your Letter』を選び、配給に踏み切ったのか。その背景には、作品が持つ普遍的な魅力と、同社が掲げるビジョンが深く関係しているようです。
キム・ヨンファン監督が日本アニメへの熱い想いを語る
日本での公開決定に際し、キム・ヨンファン監督から心温まるコメントが到着しました。その言葉からは、日本のアニメーションへの深い敬意と、自身の作品が日本のファンに届くことへの喜びがひしひしと伝わってきます。
監督のキム・ヨンファンです。世界各地のグローバルファンが注目するアニメの中心・日本で、私の作品『Your Letter』を日本の皆さんにお披露目することができ、嬉しい思いで胸一杯です。
私がアニメーションに憧れるようになったきっかけは、小学生の頃、美術の授業で先生が見せてくれた宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』との出会いです。以来、日本の多様なアニメ作品を観ながら育ち、中でも新海誠監督の作品世界には特に深く魅了され、発表されたほとんどの作品を拝見させていただきました。こういった背景もあって、『Your Letter』をコミックス・ウェーブ・フィルムさまを通して配給することになったことは、私にとって非常に感慨深く、この上ない光栄に思っております。
改めましてこの度は私の作品を日本の皆さんにお届けすることになり、心より嬉しく思います。謎の一通の手紙から始まるこの物語が、日本のアニメファンの皆さんの心にほのかな揺らぎをもたらすことができたら、なによりも嬉しいと思います。ぜひぜひ楽しんでください!
日本のアニメーションに影響を受け、育ってきた監督の作品が、その憧れの地で公開されるというのは、まさに「縁」を感じさせるエピソードです。監督の日本アニメへの深い愛が込められた『Your Letter』は、日本のファンにとっても特別な作品となることでしょう。
監督プロフィール
STUDIO LICO所属のアニメーション監督。
短編映画『Returning Home in Glory』(2015)で2018年メルボルン国際アニメーションフェスティバルに招待、同年『A Day Before Us』でBCWWニュー・メディア・コンテンツ大賞を受賞し、プチョン国際アニメーションフェスティバルにも招待。
『A Day Before Us』は公開から1年でYouTube登録者数90万人以上、累計再生数1億5千万回を突破。最新作『Your Letter』(2024)は初の長編アニメーション監督作品となる。

コミックス・ウェーブ・フィルムが語る『Your Letter』への"縁"
今回の配給決定について、コミックス・ウェーブ・フィルムからもコメントが発表されました。同社が『Your Letter』という作品にどのような「縁」を感じ、今回の挑戦に臨むのか、その想いが語られています。
コミックス・ウェーブ・フィルムは作家マネージメント、アニメーション映画の製作・制作・劇場配給・パッケージ販売、海外セールスまでを一気通貫で行う、というビジョンを掲げ、創業以来、新海誠監督作品をはじめ数々の作品と共に歩んでまいりました。それらの作品は海を渡り、いまや世界中に多くのファンを生み出し、触発されてアニメーション制作を始めた新世代のクリエイターも台頭しています。今回、『Your Letter』という、素晴らしい作品を日本に紹介できることに”縁”を感じずにはいられません。初めてとなる海外の劇場アニメーション作品配給になりますが、誠意をもって取り組んでまいります。
長年にわたり日本のアニメーション文化を世界に発信してきたコミックス・ウェーブ・フィルムが、『Your Letter』に「縁」を感じ、その配給を決めたという事実は、作品の持つ普遍的な魅力と、国境を越えるアニメーションの力を改めて示しています。同社のこれまでの経験と実績が、本作の日本での成功を力強く後押ししてくれることでしょう。
作品概要
『Your Letter』の基本情報をまとめてご紹介します。
タイトル:『Your Letter』(日本タイトル未定)
監督:キム・ヨンファン
原作:『縁の手紙』(チョ・ヒョナ作)
制作プロダクション:STUDIO LICO、STUDIO N
配給:コミックス・ウェーブ・フィルム
著作権表示:© Lotte Entertainment
編集部まとめ
韓国で大ヒットを記録し、世界中から注目を集める『Your Letter』の日本公開決定、そしてコミックス・ウェーブ・フィルムによる初の海外作品配給というニュースは、日本のアニメファンにとってまさに朗報です。キム・ヨンファン監督の日本アニメへの深いリスペクトと、心温まる物語、そして瑞々しいアニメーションが融合した本作は、きっと私たちの心に深く響くことでしょう。
2026年の公開が今から待ち遠しいですね。続報にもぜひご期待ください!
著者
あつめでぃあ編集部
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