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映画『木挽町のあだ討ち』とは?
公開日:2025年11月12日
更新日:2025年11月12日
映画『木挽町のあだ討ち』とは?
第169回直木賞と第36回山本周五郎賞をダブル受賞した永井紗耶子さんの傑作時代小説『木挽町のあだ討ち』が、ついに映画化され、2026年2月27日(金)に全国公開されることが決定しました。本作は、芝居小屋を舞台に、仇討ちの裏に隠された真実を描く、まさに極上の江戸ミステリーです。
その話題性はすでに各方面で沸騰しており、『このミステリーがすごい! 2024年版』や『ミステリが読みたい! 2024年版』にも選出されるなど、ミステリーファンからの熱い支持を集めています。さらに、2025年には歌舞伎としても上演されることが決定しており、その注目度の高さがうかがえます。
映画の主演を務めるのは、『きみの鳥はうたえる』(18)などで数々の映画賞を受賞した実力派俳優、柄本佑さん。彼は仇討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎を演じ、物語の核心に迫ります。共演には、日本を代表する名優、渡辺謙さん。芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者・篠田金治を、その重厚な存在感で演じ切ります。
監督・脚本は、時代劇の名手として知られる源孝志さん。日本映画界が誇る実力派キャストとスタッフが結集し、“あだ討ち”をめぐる極上の江戸ミステリーを鮮やかに描き出します。観る者は、江戸の町で花開く謎の渦に巻き込まれること間違いなしです。
謎は「江戸の町」で花開く―。極上の“江戸ミステリー” 開幕‼
豪華絢爛!追加キャスト12名、一挙解禁!
今回の発表で、物語を彩る総勢12名の豪華追加キャストが一挙に解禁されました!個性豊かな俳優陣が、江戸の舞台で火花を散らし、作品にさらなる深みを与えます。
個性派俳優たちが火花を散らす!

©2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 ©2023 永井紗耶子/新潮社
物語の発端となる、仇討ちを成し遂げた伊納菊之助を演じるのは、なにわ男子の長尾謙杜さんです。俳優としても目覚ましい活躍を見せ、NHK大河ドラマ『どうする家康』(23)や映画『室町無頼』(25)では、時代に翻弄されながらも信念を貫く若者を瑞々しく好演。さらに主演作『おいしくて泣くとき』(25)や『恋に至る病』(公開中)など出演作が相次ぎ、その繊細な感情表現と柔らかな存在感が幅広い層から支持を集めています。
今作では、父の仇討ちを見事に成し遂げた若侍として称えられながらも、その裏には誰も知らない秘密を抱えているという、凛々しくもどこか影を帯びた眼差しが、物語の鍵を握る重要な役どころ。本作の須藤泰司プロデューサーは、長尾さんのキャスティングについて、次のように語っています。
「長尾くんは、前回、ご一緒した『室町無頼』においてはワイルドな魅力全開でした。けれど本来の彼は男も魅入ってしまうほどの美少年。そして今回の菊之助は女性のような美しい容姿が必要な役。そこで、これはもう彼しかいないと思い立ち、連続オファーとなりました。」
長尾さんの持つ真っ直ぐで繊細な気質が、秘めた覚悟を抱く菊之助の姿と重なったと明かされており、その演技に期待が高まります。
清左衛門を手にかけ、その息子(菊之助)によって仇討ちされる無法者で博徒の大男・作兵衛を演じるのは、北村一輝さん。『テルマエ・ロマエ』シリーズや『昼顔』、『沈黙の艦隊』など幅広いジャンルで唯一無二の存在感を放つ北村さん。須藤プロデューサーは作兵衛役について、そのキャスティングの決め手を振り返っています。
「北村さん演ずる作兵衛は本作最大のミステリー、善悪、二つの顔を見せます。」
「とりわけ“悪”が強く出なければ、“善”が際立たない。そんな“悪”を演じて、北村さん以上に観客をスクリーンに引きずり込める役者はいない。」
と語るように、北村さんの演じる作兵衛が本作のミステリーを一層深めることでしょう。
さらに、森田座の内と外をつなぐ華やかな木戸芸者の一八(いっぱち)役には、映画『愛なのに』(22)や映画『ドールハウス』(25)などに出演する瀬戸康史さん。(※木戸芸者=芝居小屋の入口で客をもてなす芸者)舞台裏の仕掛け人として金治(渡辺謙)を支える森田座の立師・相良与三郎役には、映画『クライマーズ・ハイ』(08)、ドラマ「半沢直樹」(13)、ドラマ「グレースの履歴」(22)など数々の話題作に出演する個性派俳優、滝藤賢一さん。(※立師=歌舞伎における舞台構成や立ち回りを指導する役職)女形で衣裳方の芳澤ほたる役には、1988年に男闘呼組として音楽デビューし、その後数々の舞台や映像作品にも出演するなど幅広く活躍する高橋和也さん。小道具方の久蔵役を映画「爆弾」(25)大河ドラマ「べらぼう」(25)などでの存在感が印象的な正名僕蔵さん、その妻・お与根役を本作が時代劇初出演となるイモトアヤコさんが演じています。
菊之助の父・伊納清左衛門役には、映画『侍タイムスリッパー』(24)での第48回日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞も記憶に新しい山口馬木也さん。その妻で、菊之助の母としての深い愛情を滲ませる伊納たえ役には、「科捜研の女」シリーズで知られ、現在は主演ドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」も放送中の沢口靖子さん。めし屋「つるや」の看板娘・お三津役には、元宝塚歌劇団月組トップ娘役で、退団後は舞台やドラマなどで活躍する愛希れいかさん。
さらに、遠山藩の新藩主・遠山安房守役には連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(12)や「ちはやふる」シリーズなどの野村周平さん、その家老・滝川主馬役には、悪役からコミカルな役柄まで幅広く演じ、強い個性と演技力で存在感を見せる名優石橋蓮司さんが扮し、若き藩主と老練な家老の対立を通して仇討ち事件の背後にある藩の思惑を浮かび上がらせることに…。
曲者ぞろいの実力派たちが集結した本作について、須藤プロデューサーは次のように自信を覗かせています。
「本作は『オリエント急行殺人事件』のようなフォーマットで、全員が主役のような物語。そのため、実力派の演者を揃える必要がありました。本作をご覧になれば、その見事なアンサンブルにご納得頂けると自負しております。」
物語の核心に迫る!『木挽町のあだ討ち』ストーリー
ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による見事な仇討ちが成し遂げられます。この事件は多くの人々の目撃により、やがて美談として語り継がれることに。
しかし、その1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」と芝居小屋を訪れます。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で、徐々に明らかになっていく驚くべき事実。
果たして、仇討ちの裏に隠されたその「秘密」とは一体何なのか?そこには、観る者の想像を超える展開が待ち受けています。芝居小屋に集う人々の愛憎と矜持、そして隠された真実が交錯する江戸の極上ミステリーに、ぜひご期待ください。
作品情報
映画『木挽町のあだ討ち』の詳細は以下の通りです。
タイトル:木挽町のあだ討ち
原作:永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』(新潮文庫 刊)
監督・脚本:源孝志
出演:柄本佑、渡辺謙、長尾謙杜、北村一輝、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、野村周平、高橋和也、正名僕蔵、石橋蓮司、沢口靖子
公開表記:2026年2月27日(金)全国公開
企画協力:新潮社
配給:東映
コピーライト:©2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 ©2023 永井紗耶子/新潮社
映画公式ホームページ:https://kobikicho-movie.jp
映画公式X:https://x.com/kobikicho_movie
映画公式Instagram:https://www.instagram.com/kobikicho_movie/
編集部まとめ
永井紗耶子さんの傑作時代小説を原作とし、柄本佑さん、渡辺謙さんという実力派に加え、今回発表されたなにわ男子・長尾謙杜さん、北村一輝さん、沢口靖子さん、イモトアヤコさんなど、豪華絢爛な12名の追加キャストが名を連ねる映画『木挽町のあだ討ち』。
江戸の芝居小屋を舞台に、仇討ちの裏に隠された真実を巡る極上のミステリーは、観る者を深く引き込むこと間違いなしです。2026年2月27日(金)の公開が今から待ち遠しいですね!ぜひ劇場で、この壮大な江戸ミステリーの幕開けを目撃してください。
著者
あつめでぃあ編集部
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