映画
映画史を震撼させた「超問題作」が令和に降臨!『カリギュラ 究極版』とは
公開日:2025年12月14日
更新日:2025年12月14日
映画史を震撼させた「超問題作」が令和に降臨!『カリギュラ 究極版』とは
1976年、ペントハウス誌の創設者ボブ・グッチョーネ氏が、映画史上最高額の製作費を投じて“自主製作映画”として企画した『カリギュラ』。セックスとアートを融合させ、史上最も退廃的とされる皇帝カリギュラを描く歴史大作として、公開前から大きな期待を集めていました。
しかし、その製作過程は波乱に満ちていました。製作費は2倍に膨れ上がり、脚本家やスタッフらが訴訟を起こす事態に発展。撮影完了後には監督が解雇され、編集や音楽の担当者はクレジットを拒否するなど、数々のトラブルに見舞われたのです。
1980年にようやく公開された『カリギュラ』は、観客だけでなくキャストにも衝撃を与えました。グッチョーネ氏が勝手にポルノシーンを付け加えたり、脚本を書き換えたりしたものが公開されたためです。批評家からは“価値のないゴミ”や“倫理的ホロコースト”と酷評され、フィルムは警察に押収され、わいせつ罪にも問われるほどでした。
それでも公開時には異例の興行収入を記録し、今でも世界的に高い人気を誇る本作。そしてあれから45年、破棄されたと思われていたフィルムが奇跡的に発見され、90時間以上の素材を再編集した“本来の『カリギュラ』”がついに蘇ります。阿鼻叫喚!罵詈雑言!映画史を震撼させた大暴君が、当時とは異なるまったく新しい姿で、『カリギュラ 究極版』として2026年1月23日(金)より全国公開されることが決定しました。
狂気の皇帝が迫りくる!圧巻のポスタービジュアルと新規場面写真が解禁
このたび、“究極版”にふさわしい圧巻のビジュアルが解禁となりました。狂気の皇帝・カリギュラの圧倒的な存在感を放つ本ポスタービジュアルと、本作の魅力を余すことなく切り取った新規場面写真4点が、一挙に公開されたのです。
圧巻の本ポスタービジュアル

© 1979, 2023 PENTHOUSE FILMS INTERNATIONAL
今回公開された本ポスタービジュアルでは、マルコム・マクダウェル演じる若き皇帝カリギュラが、観る者の心の奥底まで射抜くような鋭い眼光をこちらへ向け、狂気の視線が迫りくる圧倒的な迫力を放っています。背後を染め上げる深紅の背景は、血塗られた歴史と絶対的権力を象徴するかのように重々しく広がり、その中央で睨むカリギュラの燃え上がる欲望を秘めた表情は、まさに『究極版』の名にふさわしい圧巻のデザインとなっています。
新規場面写真4点が一挙公開!
さらに、一挙解禁された4点の場面写真からは、ローマ帝国の華やかさと腐敗、そしてその奥に潜む狂気の空気がより濃密に伝わってきます。

© 1979, 2023 PENTHOUSE FILMS INTERNATIONAL

© 1979, 2023 PENTHOUSE FILMS INTERNATIONAL

© 1979, 2023 PENTHOUSE FILMS INTERNATIONAL

© 1979, 2023 PENTHOUSE FILMS INTERNATIONAL
若き日のヘレン・ミレンが妖艶に演じる皇妃カエソニアは、煌びやかな装飾で登場し、皇帝と心を通わせる存在としての魅力を存分に放っています。
一方、ピーター・オトゥール演じる前皇帝ティベリウスは、病に侵されながらも、支配者としての威厳を失わぬまなざしをこちらに向け、老帝の狂気と執念が鮮烈に焼きつく一枚となっています。
また、カリギュラとカエソニアがベッドの上で密やかに語り合う親密な一幕や、豪奢な衣装に身を包んだカリギュラが狂乱の宴のさなか、家臣から何かを受け取るカットなど、本作の魅力が詰まった場面写真が公開されました。
いずれの写真もローマ帝国の光と影、そして底なしの狂気を克明に切り取り、観る者を一瞬にして混沌の世界へと誘う強烈なインパクトを放っています。映画史にその名を刻む“暴君”の素顔と、倫理観を揺るがす衝撃的なシーンの数々。美しくもおぞましい、本作ならではの独特な世界観が凝縮されたカットは、見る者を一瞬にしてローマ帝国の混沌へと引きずり込むでしょう。45年の時を経て鮮やかに蘇った、美と狂気が交錯する『カリギュラ 究極版』。その全貌への期待が否応なしに高まる、インパクト絶大の仕上がりとなっています。
『カリギュラ 究極版』作品概要と公開情報
STORY
紀元一世紀前半、ローマ帝国の王室は第二代ローマ皇帝・暴君ティベリウス (ピーター・オトゥール )の下で堕落しきっていた。初代皇帝の曾孫であるカリギュラ (マルコム・マクダウェル )は、祖父であるティベリウスの異常性癖に辟易しながらも重度の性病に侵される姿を横目に、その王座を虎視眈々と狙っていた。やがてティベリウスは病床に臥せ、この好機を逃さなかったカリギュラは親衛隊長マクロと共に暗殺を企て、ローマ皇帝の座を強奪することに成功した。第三代ローマ皇帝となったカリギュラは、世継ぎのためにカエソニア(ヘレン・ミレン)という淫乱女を妻に迎え、本格的な統治を開始する。初めは民衆から絶大な人気を得ていたが、内なる欲望を抑えきれず徐々に暴君の片鱗を見せ始める――。
作品情報
タイトル:『カリギュラ 究極版』(原題:「Caligula: The Ultimate Cut 」)
出演:マルコム・マクダウェル/ヘレン・ミレン/ピーター・オトゥール/ ジョン・ギールグッド / テレサ・アン・サヴォイ
製作総指揮:ジャック・シルバーマン
製作:フランコ・ロッセリーニ / ボブ・グッチョーネ
脚本:ゴア・ヴィダル
主要撮影:ティント・ブラス
究極版プロデューサー:トーマス・ネゴヴァン
© 1979, 2023 PENTHOUSE FILMS INTERNATIONAL
公式HP:https://synca.jp/caligula_kyukyoku_movie/
提供:ハピネットファントム・スタジオ/シンカ
配給:シンカ
宣伝:ガイエ with 叶井俊太郎
公開情報
2026年1月23日(金)より
新宿武蔵野館、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
編集部まとめ
映画史にその名を刻む「超問題作」が、45年の時を経てついに“真の姿”で蘇る『カリギュラ 究極版』。その製作過程の波乱から、公開時の衝撃、そして今回解禁された圧巻のビジュアルまで、本作が持つ唯一無二の魅力がひしひしと伝わってきます。マルコム・マクダウェル、ヘレン・ミレン、ピーター・オトゥールといった名優たちが織りなす狂気と美の世界は、観る者の心を深く揺さぶることでしょう。
2026年1月23日(金)の全国公開が今から待ちきれません。ぜひ劇場で、この歴史的瞬間をその目に焼き付けてください!
著者
あつめでぃあ編集部
あつめでぃあ編集部が最新情報をお届けします。
