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2025夏アニメ『クレバテス』ミニチュア撮影で実現した迫力の“城崩壊シーン” メイキング映像公開!
公開日:2025年04月20日
更新日:2025年05月13日
ミニチュア特撮で描く城崩壊シーン!メイキング映像公開

(C)Yuji Iwahara/LDF/クレバテス製作委員会
2025年7月より待望のTVアニメが放送開始となる『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』。
放送に期待が高まるなか、特撮シーンのメイキング映像と制作スタッフによるコメントが公開されました。
本作では、特に印象的な“城の崩壊シーン”において、手書きでもCGでもなく、あえて「特撮」を選択。その斬新な試みの裏側が明らかになりました。
特撮による“城崩壊シーン”を発案した田口清隆監督の思い
本作では、「ウルトラマン」シリーズなどで知られる特撮界の第一人者・田口清隆監督が、特撮演出を担当しています。
アニメで使用する映像ながら、リアルな質感や迫力を求めて、ミニチュアによる城の崩壊シーンを撮影する徹底ぶり。
監督は「破片の不規則な動きや質感は、やはり実物が一番」と語りつつ、アニメ映像との合成の難しさにも言及。
それでも「とても面白いカットになった」と語る通り、熱意あふれる演出に注目です。
技術の垣根を越える挑戦——撮影・照明・操演・美術の現場から
撮影を担当した村川聡さんは、アニメ用のミニチュア撮影に初参加。原作の世界観に近づけるため、iPhoneでの撮影という柔軟な手法が採られました。
照明担当の小笠原篤志さんは「アニメへの合成と聞いて困惑したが、完成を見て納得」と語り、現場の柔軟な発想力が伝わります。
操演の辻川明宏さんは、撮影当日までミニチュアに触れず挑んだとのこと。完成映像の“自然さ”に感動し、「本編の世界観に引き込まれ、2度見してしまった」と振り返ります。
特撮美術を手掛けた石井那王貴さんは、王城の門や廊下のミニチュア制作を担当。「平面から立体へ」の作業に苦労しながらも、アニメスタッフからの評価や本編の疾走感に感動したと語っています。
スタッフ陣からのコメント
監督:田口清隆さん コメント
大きな建物の崩壊というのは、手書きだろうがCGだろうが、とても映像化は困難です。どうせ大変なことなのであれば、一番費用対効果と面白さがある方法として提案したのが、ミニチュア特撮でした。崩壊した時の破片の不規則な動きやディティールは、やはりブツが一番だと思います。
ただし実物はアニメに合わせた色、照明を作るのは至難の業でした。また、アニメに実写を馴染ませたり共演させるのも、非常に大変な作業になってしまいました。スタッフの皆さんには感謝しています。結果はとても面白いカットになったと思うので、乞うご期待です。
撮影:村川聡さん コメント
田口監督の色々な作品に携わって来ましたが、アニメのミニチュア素材は初めてで、楽しく参加しました。
色々な機材を揃えましたが、原作のイメージに近いアングルにするためにiPhoneで撮影しました。
画質の問題等で仕上げの方々に苦労をお掛けしましたが、結果は本編で確認してみて下さい。
照明:小笠原篤志さん コメント
今回クレバテス参加に伴い、田口監督からアニメへの合成と聞いて何処までライティングするのか困惑しましたが完成を見て納得とこれからの広がりを想像して楽しくなりました。
監督とはいつも楽しくやりがいのある仕事だと思います。色々凝った思考があると思うのでクレバテス宜しくお願いします!
操演:辻川明宏さん コメント
まさか! あの令和特撮の第一人者、田口清隆監督作品に携る事が出来るなんて夢の様です! 最高に素晴らしいひとときを過ごす事が出来ました! 引き合わせてくださった皆様には感謝の念に堪えません! ありがとうございます!!
実物のミニチュアは撮影当日まで手に取れず強行しました。当日まで実物を見られないのは想定外の落とし穴があると如何しようもなくなるのでリスクが高いのですが、流石歴戦をくぐり抜けてきた石井氏の造型物は加工の柔軟性や耐久力も高く特撮に特化して素晴らしいものでした。
トゥーンシェード(レンダリング)には動きが滑らか過ぎてヌルッと感が強いイメージを抱いていましたが、手法が違ったのか詳しい事は解らないですが初見で特撮カットをそのまま見過ごして本編に観入っていました。途中で??と気付き2度見したくらいにマッチングしてたかと思います。そのくらい本編の世界観も魅力的です。
特撮美術:石井那王貴さん コメント
クレバテスでは王城の廊下や門のミニチュアを製作しました。平面の美術ボードに描かれた絵を、立体のミニチュアとして作っていくのは大変でしたが、現場でアニメスタッフの方々にも好評をいただけて嬉しかったです。
完成した第1話を見た時、脚本を事前に読んでいたにも関わらず「次どうなるんだろう!?」と思えるくらい疾走感に溢れた作品になっていたので、自分もファンの方々と一緒にアリシア達の旅路を見守りたいと思います!
アニメに特撮を取り入れるという新たな挑戦
特撮によるミニチュア演出とアニメの融合は、まさに新しい映像表現のかたち。
作品の世界観をより立体的に、そして迫力をもって描き出すことに成功しています。
アニメ『クレバテス』は、その映像技術の裏側にも、創意工夫と職人たちの情熱が詰まったアニメーション作品!
スタッフ渾身の“特撮カット”を堪能できるときを楽しみに待ちながら、今後の続報にも注目しましょう。
TVアニメ『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』放送・配信情報
2025年7月放送予定
TVアニメ『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』作品概要
<INTRODUCTION>
幼い頃から勇者に憧れていたアリシアは、王に選ばれし13人の勇者の1人となる。
伝説の剣を携え魔獣王クレバテスの討伐に赴く勇者たち。
だがその蛮勇は、エドセア大陸全土の人属を滅ぼしかねない最悪の危機を招いてしまう。
世界に唯一残された希望は、魔獣王に託された一人の赤子だった――。
<STAFF>
原作:岩原裕二(「LINEマンガ」連載)

監督:田口清隆
シリーズ構成:小柳啓伍
キャラクターデザイン:佐古宗一郎
アニメーションディレクター:塚田拓郎
動画検査チーフ:余島郁枝
美術監督:森川篤
色彩設計:岩沢れい子
撮影監督:浅川茂輝
CGディレクター:辻直希
編集:定松剛
音楽:信澤宣明
音響監督:田口清隆
音響効果:古谷友二
録音調整:佐竹徹也
アニメーションプロデューサー:栗山政一郎
アニメーション制作:Lay-duce
OPテーマ:前島麻由「Ruler」
<CAST>
アリシア:白石晴香
クレン:田村睦心
クレバテス:中村悠一
ルナ:会沢紗弥
ハイデン王:橋爪淳
ステファン:宮野真守
ミルロ:小野友樹
ホルガス:三宅健太
カッツ:内田雄馬
ムド:阿座上洋平
ミナーク:土屋神葉
<作品情報ページ>
https://www.at-s.com/media/anime/clevatess/season1
<公式サイト>
<公式SNS>
公式X:@clevatess_anime
(C)Yuji Iwahara/LDF/クレバテス製作委員会
著者
あつめでぃあ編集部
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