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「東京アニメアワードフェスティバル2025」ノミネート全30作品を一挙発表!
公開日:2025年01月15日
更新日:2025年05月13日
東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)開催!

(C)TAAFEC. All Rights Reserved. イラスト:本田雄
2025年3月7日(金)から3月10日(月)にかけて、東京・池袋にて開催される「東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)」。
このたび、世界各国から多数の優れた作品が集まるコンペティション部門にノミネートされた全30作品が発表されました。
ノミネートされた珠玉の作品を、フェスティバルディレクター・竹内孝次さんのコメントとともにご紹介いたします。
TAAF2025 コンペティション部門「長編アニメーション」ノミネート作品
長編アニメーションでは34作品の応募から、4作品がノミネートとなりました。
ボートインザガーデン(A Boat in the Garden)
監督:Jean-François Laguionie
製作国:ルクセンブルク、フランス/1時間15分/2024年

(C)Urban Sales. All Rights Reserved.
フェスティバルディレクター・竹内孝次さん コメント
「あっ、鋸を押してる」と気づくと、嬉しくてたまりませんでした。西欧の鋸の刃は立てる方向が日本とは逆です。だから、西欧の鋸や肉切りナイフは押して使います。
こんな些細な日常の動作を、手描きのアニメーションで緻密に表現してくれています。
1950年代のフランスを舞台に、庭でボート作りを始めてしまった両親、それに戸惑う息子の姿が丁寧に描かれています。日々の暮らしの中で長い時間を掛け、人は熟成されて育つんですね。
クラリスの夢(Clarice’s Dream)
監督:Guto Bicalho, Fernando Gutiérrez
製作国:ブラジル/1時間23分/2023年

フェスティバルディレクター・竹内孝次さん コメント
ブラジルの作品で、カリカチュアされたデザインと大胆なカットアウトの手法が特徴です。夜の町を手引き車で、廃品を回収して歩く父。クラリスは、夕方になると、その日の待ち合わせ場所でこの車に乗り込み、荷台のベッドで寝ます。そこでは、本来の生業であったと思われる人形芝居の人形たちが彼女を迎えてくれます。病気で亡くなった妻を捜すかのように、家を捨て、毎夜、手引き車で町を巡り続ける父とその娘の話しです。
アンジェロと不思議の森(Into the Wonderwoods)
監督:Vincent Paronnaud, Alexis Ducord
製作国:フランス/1時間22分/2024年

(C)Urban Sales. All Rights Reserved.
フェスティバルディレクター・竹内孝次さん コメント
誰もが楽しめるエンタテインメント作品です。危篤のお祖母さんの許に向かうアンジェロ一家。しかし、アンジェロだけが途中ではぐれてしまい、不思議な森に入り込んでしまいます。ここから先は、どうぞ見てのお楽しみ。3D版クレヨンしんちゃんみたいな笑い満載の長編です。
ペリカンブルー(Pelikan Blue)
監督:László Csáki
製作国:ハンガリー/1時間20分/2023年

フェスティバルディレクター・竹内孝次さん コメント
日本の事務インクは濃紺青あるいは黒が殆どだったと思います。ところがペリカン社のブルーのインクは、澄んだ蒼い色でした。この作品は1990年代ハンガリーの実録犯罪物語りです。国境を越える自由を与えられたものの外国に行く資金の無い若者たちが見つけ出した無賃乗車の方法とは…。『ペリカンブルー』がキーワードです。僕も昔このインクを使っていましたが、あの透明感のあるきれいな蒼色を思い出し、自由を感じてしまいました。
TAAF2025 コンペティション部門「短編アニメーション」ノミネート作品
短編アニメーションでは997作品の応募から、26作品がノミネートとなりました。
スロット1(全9作品)家族向け

フェスティバルディレクター・竹内孝次さん コメント
是非、小さなお子さんと一緒にご覧ください。見ているだけで楽しく温かくなれる作品ばかりです。日本、ヨーロッパ、北米、南米とそれぞれの地域の醸し出す雰囲気にどっぷり浸かって、映画館で世界を感じてください。
スロット2(全10作品)中学生以上向け

フェスティバルディレクター・竹内孝次さん コメント
今年は少しだけ視聴可能年齢が上がってしまったかもしれません。社会や会社でのプレッシャー、人との出会いや別れといった、誰もが直面する問題に切り込んだ作品ばかりです。簡単な解決策はないので、一緒に考えるしかないですね。
スロット3(全7作品)成人向け

フェスティバルディレクター・竹内孝次さん コメント
性、暴力、社会格差に根差した人間の醜さを掘り起こした作品が多くなっています。どれも力作で、短編としては長めの尺ですが、飽きさせずに見せてくれます。このスロットを見ていると、知らないうちに肩に力がはいって来るんじゃないでしょうか。
TAAF2025 コンペティション部門「学生賞」
短編アニメーションに応募された作品の内、日本国内の学生のみが審査対象となるTAAF2025コンペティション部門・学生賞は『ヨビとアマリ』に決定!
なお、学生賞の受賞作品もTAAF2025(スロット1)にて上映となります。
ヨビとアマリ(英題:Yobi and Amari: Story of Spares)
監督:比留間 未桜
学校名:筑波大学/11分30秒/2024年

(C)2024 Miou Hiruma/Mh-artworks
あらすじ
プレイング・カードは両手に収まるほどの小さく華やかな舞台。54“枚”の役者たちは机上で日々お客を楽しませていた。 一方、代役の白紙であるヨビとアマリは舞台裏で練習するだけの日々に閉塞感 を感じているが、ある事故をきっかけにダイヤのジャックが焼失してしまい…?
比留間 未桜 Miou Hiruma プロフィール

(C)2024 Miou Hiruma/Mh-artworks
アニメーション、漫画家、イラスト、脚本等を扱うアーティスト。当たり前の存在として認知すらされなくなってしまった日常の事物を、ファンタジーで再構築することで見つめ直せるような作品を主に制作している。
創造の祭典、今年も開催!
TAAF2025 コンペティション部門のノミネート作品が発表され、祭典の熱気が高まりをみせています。
世界各国から集まった作品は、どれも見ごたえのある素晴らしい作品ばかり。
作品の出来栄えはもちろん、作品にこめられたクリエイターの願いや想いにも注目です。
東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)は、3月7日から10日にかけて開催されます。
ノミネートされた作品はもちろん、参加したすべての作品、そしてクリエイターたちの熱意と無限の可能性に拍手を贈りましょう!
東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)開催概要
開催日程
2025年3月7日(金)~3月10日(月)
会場
東京・池袋
主催
主催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催:東京都
事務局
東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局(一般社団法人日本動画協会内)
公式サイト
(C)TAAFEC. All Rights Reserved.
著者
あつめでぃあ編集部
あつめでぃあ編集部が最新情報をお届けします。
