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映画『楓』とは?スピッツ名曲が初の映画化!
公開日:2025年11月05日
更新日:2025年11月05日
映画『楓』とは?スピッツ名曲が初の映画化!
国民的バンド・スピッツの不朽の名曲「楓」が、ついに映画化されることが決定しました。1998年にリリースされて以来、多くのアーティストにカバーされ、27年経った今もなお愛され続けるこの名曲が、デビュー34年目にして初の映画作品としてスクリーンに登場します。大切な人を失った男女の切ない運命を描くラブストーリーとして、観る人の心に深く響くことでしょう。
監督を務めるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』など数々の恋愛映画を手がけてきた行定勲氏。そして、オリジナルストーリーを書き下ろしたのは、『ソラニン』や『東京リベンジャーズ』など、ジャンルを問わず高い評価を得る脚本家・髙橋泉氏です。さらに、藤井風さんをはじめとする多くのアーティストの作曲・編曲・プロデュースを手がけるYaffle氏が音楽を担当。この豪華クリエイター陣が、スピッツの名曲をどのように映像作品として昇華させるのか、期待が高まります。
本作では、主題歌としてスピッツの「楓」が映画を締めくくることがすでに決定していましたが、行定監督のアイデアにより、劇中を様々な「楓」が彩る演出が取り入れられています。物語の重要なシーンで「楓」が流れることで、歌詞とメロディー、そしてシーンが絶妙にリンクし、観客の記憶の奥底にある感情に語りかける、楽曲原案の本作ならではの表現が実現しているとのこと。先日10月30日には、劇中歌で「楓」を歌うスペシャルカバーアーティストの第一弾として、シンガーソングライター・十明さんの参加が発表され、大きな話題を呼びました。
待望の第二弾!SUPER BEAVER 渋谷龍太が劇中歌「楓」をカバー!
そして今回、スペシャルカバーアーティスト第二弾として、大人気ロックバンドSUPER BEAVERのボーカル、渋谷龍太さんの参加が発表されました!スピッツへの深いリスペクトが溢れ出るインタビュー映像とともに、渋谷さんの伸びやかな歌声で紡がれる「楓」のレコーディングシーンを収めたフィーチャレット映像が解禁されました。
「常に自分の日常の中に“スピッツ”があった」
と語る渋谷さん。自身が大のスピッツファンであることを公言しており、「嬉しい気持ちとプレッシャーが半々。ガクガク震えながらオファーを受けさせていただきました」と、深い敬意と緊張感をにじませています。映像では、行定監督と楽曲に真摯に向き合い会話する様子も映し出されており、彼の誠実な姿勢がひしひしと伝わってきます。
フィーチャレット映像では、映画本編のシーンと渋谷さんの歌声が重なり合います。特に、亜子が涼に涙ながらに「さよなら」と別れを告げるシーンに、渋谷さんの力強くまっすぐな歌声で「さよなら きみの声を抱いて歩いていく」というサビのフレーズが響き渡る場面は、観る者の心を揺さぶります。
行定勲監督は、渋谷さんの歌声について「伸びやかな渋谷龍太の声が『楓』と出会う。その化学反応が観るものを映画の世界に引き込むだろう」と絶賛しています。また、音楽を担当したYaffle氏も「力強くどこまでも届くような歌声の響きが、希望もしくは祈りのように響いています」と、彼の歌声が映画にもたらす力を強く実感しているとコメントしています。
渋谷さん自身も、本作を鑑賞して「生きているからこそ抱ける感情は、生きていなければ抱かずに済んだ感情でもあり、だからこそ例え時間が掛かっても、その機微を愛おしめるように生きていくことがやはり大切だと、この作品から受け取ることができました」と語っており、作品から新たな気づきを得た様子がうかがえます。
十明さんの透明感あふれる歌声と、渋谷龍太さんの心を震わせるボーカル。この二人が織りなすそれぞれの「楓」が、物語全体をどのように包み込み、観客の心に深く刻まれるのか、ぜひ劇場で体感してください。

Sony Music Labels Inc.
映画『楓』を彩る音楽たち:オリジナル・サウンドトラック発売決定!
映画『楓』の公開に先立ち、2024年12月17日(水)には、オリジナル・サウンドトラックの発売が決定しました。このサウンドトラックには、先日解禁された十明さんによるカバー楽曲、そして今回発表された渋谷龍太さんによるカバー楽曲、さらにすべての原点とも言えるスピッツの「楓」が収録されます。
映画音楽を手掛けたYaffle氏による劇伴も収録されており、心に響くメロディで物語を深く支える役割を果たしています。「楓」という名曲が、十明さんと渋谷龍太さんという異なる個性を持つアーティストによってどのように解釈され、新たな魅力が引き出されているのか、聴き比べも楽しみですね。
主人公が大切な人を失った心の痛みに寄り添い、映画のテーマを深く映し出すこのアルバムは、聴く人にとって忘れられない特別な一枚となることでしょう。映画の世界観をより深く味わうためにも、ぜひサウンドトラックもチェックしてみてください。
渋谷龍太、行定勲監督、Yaffleからのスペシャルコメント全文
映画『楓』を彩る音楽と映像の融合について、SUPER BEAVERの渋谷龍太さん、行定勲監督、そして音楽担当のYaffle氏から、それぞれスペシャルコメントが寄せられました。彼らの言葉から、作品への深い想いと、制作の裏側が垣間見えます。
■SUPER BEAVER 渋谷龍太 / Artist
生きているからこそ抱ける感情は、生きていなければ抱かずに済んだ感情でもあり、だからこそ例え時間が掛かっても、その機微を愛おしめるように生きていくことがやはり大切だと、この作品から受け取ることができました。
渋谷さんのコメントは、映画のテーマである「喪失と再生」を深く捉え、観客に寄り添うメッセージとなっています。彼の歌声が、このメッセージをどのように表現しているのか、期待が高まります。
■行定勲 /監督
今回「楓」を歌ってもらうにあたり、まるでは映画の役をキャスティングするような感覚でした。渋谷さんの存在感、声の温度、そして歌うときに生まれるエネルギー、このすべてが、この作品に必要だと感じました。そしてレコーディングに立ち会った際、この曲は観客の心の中にしっかり染み渡ると確信しました。劇中歌として、渋谷さんのエネルギッシュな歌声、十明さんの透き通るような歌声、男女が歌う「楓」それぞれが響き渡る。そして最後、涼と亜子の運命を見届けた直後にエンドロールで流れるスピッツの「楓」。2人のことを想いながら、そして観客それぞれの忘れられない大切な誰かを想いながら、いまだかつてなく心に沁みわたる『楓』を味わえるようになっています。
行定監督は、渋谷さんのボーカルを「キャスティング」と表現し、その存在感とエネルギーが作品に不可欠であったことを強調しています。十明さんとの対比で、男女それぞれの「楓」がどのように響き合うのか、そして最後に流れるスピッツの原曲が、観客の心にどのような感動をもたらすのか、その構成にも注目です。
■Yaffle /音楽
雄大の自然が織りなす広大な景色と登場人物たちの思いが交錯するこの映画に合うように「広さ」と「靄」を強調してアレンジしました。そのオケを圧倒する渋谷さんの力強くどこまでも届くような歌声の響きが、その中で輝きを放つ希望もしくは祈りのように響いています。
Yaffle氏のコメントからは、音楽面でのこだわりが伝わってきます。映画の情景に合わせたアレンジと、渋谷さんの歌声がもたらす「希望もしくは祈り」という表現は、音楽が映画の世界観をいかに深くしているかを物語っています。

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SUPER BEAVER 渋谷龍太 プロフィール
今回、映画『楓』の劇中歌を担当するSUPER BEAVERのボーカル、渋谷龍太さんのプロフィールをご紹介します。
渋谷龍太さんは1987年5月27日生まれ。ロックバンドSUPER BEAVERのボーカルとして、力強くも繊細な歌声で多くのファンを魅了しています。柳沢亮太(G)、上杉研太(B)、藤原“37才”広明(Dr)と共に2005年に東京で結成され、2009年6月にメジャーデビュー。その後、活動の場をインディーズに移し、年間100本以上のライブを敢行するなど、精力的な活動を続けてきました。
2012年には自主レーベル「I × L × P × RECORDS」を立ち上げ、2013年にはmurffin discs内のロックレーベル「[NOiD]」とタッグを組んで活動をスタート。2018年4月には初の東京・日本武道館ワンマンライブを成功させ、その人気を不動のものとしました。
結成15周年を迎えた2020年には、Sony Music Recordsと約10年ぶりのメジャー再契約を発表。2021年7月には楽曲「名前を呼ぶよ」が映画『東京リベンジャーズ』の主題歌に起用され、続編である『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』(2023年)前後編の主題歌も担当するなど、数々のドラマやアニメ、映画の主題歌を手がけ、国民的人気を誇っています。
現在もライブハウス、ホール、アリーナ、フェスなど年間100本近いライブを行い、2023年7月には富士急ハイランド・コニファーフォレストにて2日間で約4万人を動員するワンマンライブを開催。2025年4月には結成20周年を迎え、6月20日、21日には自身最大規模となるZOZOマリンスタジアムでのライブで約6万人を動員する予定です。さらに、2024年9月26日からはホールツアー「都会のラクダ TOUR 2025 ~ラクダトゥギャザー~」を、2026年1月17日からは7都市14公演のアリーナツアー「都会のラクダ TOUR 2026 ~ラクダトゥインクルー~」をスタートさせるなど、その勢いはとどまることを知りません。
ソロ名義「澁谷逆太郎」としても活動し、作詞作曲も手掛けるほか、執筆活動やTV・ラジオパーソナリティを務めるなど、音楽シーンの枠を超えて多彩な才能を発揮しています。
映画『楓』ストーリー
映画『楓』は、スピッツの名曲「楓」を原案に、切なすぎる運命の恋を描き出す作品です。
僕は、弟のフリをした。君に笑っていてほしくて。
須永恵(福士蒼汰さん)と恋人の木下亜子(福原遥さん)は、共通の趣味である天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せな日々を送っていました。しかし、ある朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩します。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だったのです。
1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去りました。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまいますが、涼は本当のことを言えずにいました。幼馴染の梶野(宮沢氷魚さん)だけが真実を知り涼を見守っていましたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈さん)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗さん)が、次第に違和感を抱き始めます。
二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていました。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があったのです。
愛するからこそ、伝えられなかった想い。めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実に、驚きと涙がとまらない感動の物語が展開されます。
映画『楓』クレジット&ビリング
映画『楓』の制作に関わる主要なクレジット情報をご紹介します。
タイトル:『楓』
出演:福士蒼汰、福原遥、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗、大塚寧々、加藤雅也
監督::行定勲
脚本::髙橋泉
原案・主題歌::スピッツ「楓」(Polydor Records)
音楽::Yaffle
プロデューサー::井手陽子、八尾香澄
製作::映画『楓』製作委員会
制作プロダクション::アスミック・エース、C&Iエンタテインメント
配給::東映、アスミック・エース
コピーライト::©2025 映画『楓』製作委員会
公開表記::12月19日(金)全国公開
その他::2025/日本/カラー/120分/シネスコ/Dolby5.1c
公式サイト::https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp
公式X/公式 Instagram /公式 TikTok::@kaede_movie1219
編集部まとめ
スピッツの名曲「楓」が、行定勲監督の手により、福士蒼汰さんと福原遥さん主演で映画化されるというだけでも大きな話題ですが、さらに十明さんに続き、SUPER BEAVERの渋谷龍太さんが劇中歌を担当するというニュースは、多くの音楽ファン、映画ファンにとってたまらないサプライズとなったのではないでしょうか。
渋谷さんのスピッツへの深いリスペクトが込められた歌声は、映画の切ないストーリーにさらなる深みと感動をもたらすことでしょう。フィーチャレット映像で垣間見えたレコーディング風景や、監督・音楽担当からの絶賛コメントからも、その圧倒的な表現力が伝わってきます。
この冬、映画館で『楓』を鑑賞し、十明さん、渋谷龍太さん、そしてスピッツが奏でるそれぞれの「楓」のハーモニーを体感することで、きっとあなたの心にも忘れられない感動が刻まれるはずです。ぜひ劇場に足を運び、この特別なラブストーリーを五感で味わってみてください。
著者
あつめでぃあ編集部
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