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《東京アニメアワードフェスティバル2025》「コンペティション部門」受賞作品が決定!
公開日:2025年03月12日
更新日:2025年05月13日

TAAF2025 「コンペティション部門」受賞作品が決定!


2025年3月7日(金)~3月10日(月)に東京・池袋にて開催された「東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)」。
最終日の3月10日、池袋・としま区民センターにて授賞式が実施され、アニメーション業界に貢献された方々に賞を贈る「アニメ功労部門」の顕彰、日本国内で発表されたアニメーション作品を対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」個人賞、作品賞、アニメファン賞の表彰が行われました。
そして、毎年多くの注目を集める、世界のアニメーション作品を対象とした「コンペティション部門」では、短編・長編それぞれの「グランプリ」、「優秀賞」、「豊島区長賞」、「学生賞」を発表。
グランプリ作品には、東京都知事・小池百合子さんより「東京都知事賞」が授与されました。
TAAF2025 コンペティション部門 受賞作品
長編アニメーション グランプリ

(C)Urban Sales. All Rights Reserved.
ボートインザガーデン(A Boat in the Garden)
監督:ジャン=フランソワ・ラギオニ
製作国:ルクセンブルク、フランス
作品の詳細:https://animefestival.jp/screen/list/2025feature1/
短編アニメーション グランプリ

(C)Chicken Fruit Ltd. All Rights Reserved
一人ぼっちの洗濯(Loneliness & Laundry)
監督:ジョニー・イブソン
製作国:イギリス
作品の詳細:https://animefestival.jp/screen/list/2025short203/
長編アニメーション 優秀賞

クラリスの夢(Clarice’s Dream)
監督:グト・ビカルホ、フェルナンド・グティエレス
製作国:ブラジル
作品の詳細:https://animefestival.jp/screen/list/2025feature2/
短編アニメーション 優秀賞

クマと鳥(The Bear and the Bird)
監督:マリー・コドリー
製作国:フランス
作品の詳細:https://animefestival.jp/screen/list/2025short102/
豊島区長賞

ピエトラ(Pietra)
監督:シンシア・レヴィタン
製作国:スペイン、ポルトガル、ポーランド、ブラジル、リトアニア
作品の詳細:https://animefestival.jp/screen/list/2025short307/
学生賞

(C)2024 Miou Hiruma/Mh-artworks
ヨビとアマリ(Yobi and Amari: Story of Spares)
監督:比留間未桜
製作国:日本
作品の詳細:https://animefestival.jp/screen/list/2025short108/
東京都知事賞
短編・長編グランプリ作品(『ボートインザガーデン(A Boat in the Garden)』『一人ぼっちの洗濯(Loneliness & Laundry)』)に授与
高際 みゆきさん・小池 百合子さん 授賞式コメント
豊島区の副区長・高際みゆきさん、東京都知事の小池百合子さん、東京アニメアワードフェスティバル フェスティバルディレクターの竹内孝次さん、東京アニメアワードフェスティバル実行委員会 実行委員長・石 和子さんの授賞式でのコメントも、あわせて公開いたします。
高際みゆきさん(豊島区 副区長)

たくさんの素晴らしい作品がある中から『Pietra(ピエトラ)』を豊島区長賞に選ばせていただきました。
本作品は、アパートの2階に住む男性ピエールと、その下の階に住む高齢の女性が心を通わせるようになるお話しです。ピエールは家に帰ると女性の風貌で幸せに踊ります。そのときの自分を「ピエトラ」と名乗り、ありのままの自分を解き放ちます。やがて二人が心を通わせていくストーリーに心があたたかくなりました。
豊島区は多様性を認め尊重し合い、区民一人ひとりが幸せを感じ自分らしく過ごせるまちを目指していますが、誰もが自分の「らしさ」を大切にすることの重要性を私たちに優しく教えてくれる素敵な作品だと感じましたので、豊島区長賞に決めさせていただきました。
(監督の)シンシア・レヴィタンさんにおかれましては、これからも世界に向け素晴らしいアニメーション作品を作っていただくにあたり、この賞が少しでも励みになればと思っております。今後、豊島区でも、この作品をご紹介させていただく機会を設けたいと思います。
小池百合子さん(東京都知事)

「東京アニメアワードフェスティバル2025」に、多くの皆様をお迎えできて、嬉しく思っています。受賞された皆様、本当におめでとうございます。
今年のコンペティション部門は、昨年を上回る73の国と地域から、1,031作品の応募がありました。このフェスティバルをきっかけに、数多くのアニメーターが世界で活躍していることをとても嬉しく思います。
アニメ・マンガは、世界各国で子供から大人まで愛されている、日本が育てているキラーコンテンツです。ここ池袋の「アニメ東京ステーション」には、一昨年10月31日の開設以来、すでに14万人を超える方々にお楽しみいただいています。これからも、国内外に向けて、日本のアニメの奥深い魅力を、発信していきたいと思います。
この豊島区にはトキワ荘がありました。手塚治虫さんや藤子不二雄さん、赤塚不二夫さんといった現代マンガの巨匠たちが暮らしていました。東京都は今年、「現代版トキワ荘」ともいえるアトリエラボを設置したいと考えています。このアトリエラボから、日本の宝となるアニメーターや漫画家が次々と生まれ、新たな歴史を創り、世界中に夢と希望、勇気を届けてほしいと思っています。
竹内孝次さん(東京アニメアワードフェスティバル フェスティバルディレクター)

「東京アニメアワードフェスティバル」の目的のひとつに、“アニメーションの新たな波をここ東京から世界へ発信する”というものがあります。TAAF2025は、この目的を十分に達成できた、素晴らしい審査結果を出していただけたと思います。
審査員の皆様、どうもありがとうございます。素晴らしい作品を提供してくれたノミニーたち、長編34作品、短編997作品の中から、ノミネート作品を選んでくれた一次選考委員の皆さん、ありがとうございます。
コンペティションだけでなく、素晴らしい作品作りをしてくださった皆さん、本当にありがとうございます。素晴らしい人と作品に、ここで出会えたことに感謝いたします。ありがとうございました。
石川和子さん(東京アニメアワードフェスティバル実行委員会 実行委員長)

4日間に渡り開催してまいりましたフェスティバルも、おかげさまで盛況のうちに授賞式を迎えられました。
今、この会場には、年齢も、お国も、言葉も違う、約200名の方が集まっていらっしゃいます。作り手として、送り手として、またファンとして、その姿は様々ですが、環境や国境を越えて、TAAFを通して、「アニメーション」で結ばれた、かけがえのない絆だと思っています。アニメ―ションは本当に素晴らしいと、今、感じています。
改めまして、本日受賞された皆様、本当におめでとうございます。皆様の可能性は、「TAAF」の可能性であり、これからのアニメーションの可能性です。アニメーションを愛する皆様のご活躍、発展を祈念いたしまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。
アニメ功労部門 顕彰者
岩崎正美(プロデューサー)代表作:『世界名作童話 アンデルセン物語』
吉井孝幸(プロデューサー)代表作:『クラッシャージョウ』
友永和秀(アニメーター)代表作:『ルパン三世 カリオストロの城』
野中幸子(色彩設計)代表作:映画『ドラえもん のび太の恐竜』
掛須秀一(編集)代表作:『人狼 JIN-ROH』
鈴木清司(音楽監督)代表作:『それいけ!アンパンマン』
堀内賢雄(声優)代表作:『機動戦士ガンダムZZ』(マシュマー・セロ役)
アニメ オブ ザ イヤー部門
作品賞
・劇場映画部門:『ルックバック』
・TVシリーズ部門:『葬送のフリーレン』
個人賞
原作・脚本部門:吉野弘幸
監督・演出部門:押山清高
アニメーター部門:谷田部透湖
美術・色彩・映像部門:市岡茉衣
音響・パフォーマンス部門:Evan Call
アニメファン賞
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
アニメーションの未来と可能性に想いを馳せて
アニメ業界の功績を称え、未来を担う才能を発掘する「東京アニメアワードフェスティバル」。
今回も世界中から魅力あふれる作品が集い、アニメーションの文化的価値を象徴する意義深い祭典となりました。
今回の「アニメ オブ ザ イヤー部門」では国内作品の多彩な魅力が光り、ファンからの熱い支持と、アニメを愛する人々のパワーも感じられる結果に。また、世界中の作品が競う「コンペティション部門」では、短編・長編それぞれに個性豊かな作品が並び、アニメーションの可能性を再認識させられました。
次はどんな作品が人々の心を打ち、どんな才能が人々を驚かせることになるのか。次回の開催も楽しみです。
東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)開催概要

(C)TAAFEC. All Rights Reserved. イラスト:本田雄
開催日程
2025年3月7日(金)~3月10日(月)
会場
東京・池袋
主催
主催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催:東京都
事務局
東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局(一般社団法人日本動画協会内)
公式サイト

著者
あつめでぃあ編集部
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